10月のライフスキルプログラム
10月も暑い日が続きましたね。ライフスキルの子どもたちも、学校の疲れがあるのか、自由活動時間はまったりのんびり過ごす姿がよく見られました。
学校では運動会などの行事もあり、イレギュラーな状況に気持ちが不安定になるお友だちもいましたが、リアンプラスでのスケジュールや課題など、気持ちを切り替えて頑張る姿がありました。
リアンプラスでは、PECSでのコミュニケーションを取り入れています。現在、9つの重要なコミュニケーションスキル習得に取り組んでいます。欲しいものややりたいことの要求のほかに、「手伝って」など援助の要求、課題などに向かう時に疲れていて少し時間が欲しい時の「休憩」の要求、肯定(はい)・否定(いいえ)の意思を示す、「待って」「ダメ」に応じる、などです。
家族や、慣れた職員だと、その時の子どもの仕草や様子などで察してくれますが、そうでない環境でも、自分の意思を自発的にしっかり伝えて豊かな生活を送れるように。課題の時、おやつの時、自由活動の時。少しずつ、色々な場面で練習し、習得していっています。その子が、その子らしく自立して、豊かで充実した生活が送れるすべを身につけられるように、職員も日々支援の試行錯誤・鍛錬です!